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故郷の空

<<   作成日時 : 2008/05/30 02:46   >>

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叔父の葬儀があって、ひさしぶりに田舎に帰った。
葬式が多い歳回りなのだろうか。近頃、葬儀が多い。父母、叔父、叔母の年代が、平均寿命辺りにさしかかっているのだろう。

高校時代まで暮らした田舎の景色が、写真を始めた今、どう見えるのかがたのしみだ。40年以上経っているのだが、往時のままの姿で残っているところはどのくらいあるのだろうか。
カメラを持って街をぶらつく。高校の近くまで行ったので、どうなっているのか興味が湧き、のぞきに行く。

高校の正門と玄関、講堂あたりの芝生は在学中、早弁をしたところ。なぜか外で、立って食べた記憶がある。

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さまざまな記憶がよみがえってきたので、通学帰途に立ち寄ったお城も見たくなった。
故郷の空は高く、青く、刻々と変わる雲の表情が豊かだ。どっちを向いても背景は山で、新芽と木々の花が美しいまだら模様を描く。
夕方になって、空に赤味が射しはじめた。ながめていて、飽きることがない景色だ。
この空と比べると、東京の空は昼も夜ものっぺらぼうで、色気がないんだなあ。

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